たったひとつ出来ただけでも憂鬱な気持ちになってしまう『ニキビ』。
なかなか治らなかったり、繰り返しできてしまったり‥誰もが一度は経験した事があると思います。
ニキビは年齢や環境、ストレスなどさまざまな原因があり、
それによってケアが変わってきます。
思春期に増える『思春期ニキビ』の場合は、
皮脂コントロールや正しいスキンケアが大切になってきます。
乱れたホルモンが起こす一過性なものなので、年齢と共に自然と出来なくなる事が多いです。
一方、大人になってからの『大人ニキビ』の場合は、
まずニキビを作った原因を知ることが大切になってきます!
原因は内面的なものと外面的なものに分けられます。
外面的ケアで大切なことは毛穴を詰まらせない!
お手入れ不足で毛穴に皮脂が蓄積してしまった!
洗顔のし過ぎなど間違ったお手入れで皮脂を取り過ぎてしまった!
など・・
正しく取り除く、補うケアが大切になってきます。
BUT
『正しいスキンケアをしているのに症状が改善しない』場合、
原因は内面にあると疑わなくてはいけません。
内面的な原因として考えられるのは
不眠・炭水化物・刺激物・飲みすぎ・甘いものの摂りすぎ・紫外線の浴びすぎ
免疫力低下・運動不足・便秘・ストレス・ビタミン群の不足etc..
様々です。
まずは原因を知ることから始めましょう。
原因を知り、
バランスの良いお食事、適度な運動など‥正しい習慣を身につける事が大切です。
しかしながら、
『ストレスが原因のニキビ』『ホルモンバランスが原因のニキビ』の場合は
簡単ではありません。
フランスの研究では“ストレス感じやすい女性はニキビが出来やすい”という報告があります。
ニキビの原因である男性ホルモンは、
人間が生まれながらに持つストレス回避のメカニズムから生まれる副産物です。
緊張や疲労、不眠など様々なストレスを感じると、
ストレスから身体を守ろうとして脳内から副腎皮質刺激ホルモンが分泌されます。
このホルモンが血液によって腎臓に運ばれ、腎臓の上部にある副腎皮質から
副腎皮質ホルモン“ストレスホルモン”が分泌され
その副産物として男性ホルモンが増える事になります。
また、
ストレスが引き起こすトラブルはニキビだけではありません。
“ストレスホルモンであるコルチゾールがお肌の潤い成分を低下させる”
とした研究結果が発表されています。
ストレスを感じることで血液中のコルチゾールが一時的に増加!
すると、
潤いの元であるフィラグリンが減少することが分かりました。
また、コルチゾールの量が多い方は弾力が高く、
少ない方は弾力が低いという報告もあります。
つまり、
ストレスはお肌の弾力も奪うということです。
さらに、ストレスを感じている人の肌はお肌が薄い傾向があり、
化粧品でカブレたり空気が乾燥しただけで赤みや炎症が現れやすく、
ニキビは出来るがインナードライ‥など
とても不安定な肌質の悩まされることも少なくはありません。
『大人ニキビ』の改善には、
①該当する原因の改善や
②スキンケアの見直し
③サロンケアでは過剰になった皮脂や角質を取り除き、必要な場合は殺菌鎮静。
そしてコルチゾールによって低下した保湿成分をしっかりと補給することが大切です!
④アロマのマッサージも効果的です!
マッサージを受けることによってコルチゾールが31%低下し、
幸せホルモンのセロトニンが28%増加、
意欲の向上に働くドーパンも31%増加することも報告されています!!
スキンケアで肌は変えられる